Webmaster Info

2015-05/14 17:00

1.最終回4点差からの大逆転勝利!  
第40回春季大会

決勝戦


 
大会公式ページは

こちら


このページは公式ページ掲載スペースの都合上、未掲載となった写真を中心に、サイト管理人の個人的な勝手な見解を掲載しています。

東海団地連盟の公式見解とは異なります。



  5月10日(日)に高森山公園で春季大会の決勝戦が行われました。

 参加54チームの頂点を決めるこの大会は愛知の少年野球大会では歴史が最も古く、1974年の連盟発足から数えて第40回を迎えるに至りました。

 その記念すべき大会の決勝戦に勝ち残ったのは、最古参で総合力№1の守山ボーイズ。 チーム運営力では定評のある六田ファイターズの強豪2チームです。ちょうど名古屋市の北部と南部に広がるベットタウン対決でもあります。

 さてこの試合ですが、少年野球の全国最強クラスと言われるこの愛知の激戦区を勝ち上がった訳ですからレベルの高い試合が見られるのは当然ではありますが、今回はいつもとは違う試合展開となりました。

 13時40分試合開始、強風でテントが飛ばされるコンディションでの開始です。この前に行われた準決勝2試合は強風で外野がフライを落球するエラーが目立つ試合でした。


---------------------------------
【試合展開】

 初回、六田の2点リードで始まった試合は2回には1点追加し3点リードと六田にとっては幸先の良いスタートとなった。しかし、その裏守山は持ち前の攻撃力を生かしすぐさま追いつき、試合は振り出しに、、、。

 3回裏、折からの強風で守備が乱れアウトカウントが増やせない六田に対し守山打戦が襲いかかる。この回ヒットとエラーで一挙4点を挙げた守山は3-7と六田を突き放した。

 両軍しばらく膠着(こうちゃく)状態が続き、毎回ランナーを出しながらも追加点が奪えない六田は苦しい試合展開となった。

 4点差のまま最終回2アウトランナー無し、守山ボーイズの勝利が濃厚となったその時だった。それまで静かだったライト側応援席が突然大声で歌い始めたのだ。六田ファイターズのお母さんたちだ。

 最終回2アウトなのに4点差なのに、、。

 彼女らは息子を信じ諦めてはいなかった。

 恐らくその思いが選手に通じたのだろう。ヒットでランナーが出たのだ、六田の反撃が始まったのだった。
 その試合展開は3回に自分たちのミスで失った大量失点のお返しと言われる怒涛の攻撃となった。あとひとつで勝利が目前の守山、緊張からか手元が狂いそのアウトひとつがとれずあえいでいたのだ。総合力№1と言われ、百戦錬磨の彼らも所詮、人の子なのだ。今度は六田打戦が守山に襲いかかり、7-7の同点としたのだった。

 規定のルールにより、試合は延長戦となった。
 3塁に1番打者、2塁に2番打者、1塁に3番打者、4番が打席に入り、1アウト満塁でスタート。

 先ずは六田の攻撃、その4番打者は飛距離十分なレフトフライ、タッチアップから3塁ランナーが帰りこの1点のみ。



 続いて守山の攻撃、4番打者は当たりの強いゴロ、内野からホーム送球で2アウト、キャッチャーから1塁送球でダブルプレー試合終了。

 絶対絶命の危機を脱した、六田ファイターズが見事優勝となった。

 選手は当然素晴らしいのだが、最後まで諦めなかった六田ファイターズのお母さんたちの勝利でもあった。




 決勝戦、最終回の2アウト、4点差をひっくり返し大逆転優勝の六田ファイターズ。

 ドラマの様な試合だった。



---------------------------------

 試合が終わって数日、冷静に試合を振り返ると、負けはしましたが守山ボーイズの総合力はやはり凄い!。ランナーが出ると怒涛の攻撃が始まります。 バント、盗塁、ヒッティングと攻撃のバラエティーが多く、内野の守備連係にも優れています。
 

 今現在(2015/5/14)非公式ながら、この2チームが恐らく関西チームとの交流戦に選抜される事になると思います。

 その日本団地選手権大会は今年は愛知県新城市での開催が決まっています。

 強豪関西勢にどこまで喰らいつくのか今から楽しみです。


管理人

 










































ここでの記述はあくまで、野球素人でサイト管理人の勝手な所見であり、東海団地少年野球連盟の見解を表すものではありません。